癌の原因 第18回

 

=癌の原因 第18回=
 新しい細胞は、細胞が二つに分かれて増える細胞分裂によって生まれます。その際、細胞の設計図にあたる遺伝子(DNA)を正確にコピーする必要があるのですが、そこは人間のやることなので、ときどきコピーミスが起こります。これが突然変異です。
 突然変異によって生まれたコピーミスの細胞は、ほとんどの場合は死にますが、ある遺伝子の部分に突然変異が起こり、それが積み重なっていくと、細胞は死ぬことができなくなって、ずっと細胞分裂を繰り返します。この「死なない細胞」が「癌細胞」です。通常、細胞は52回しか分裂することができません。しかし、「癌細胞」は無限に分裂を繰り返し、増殖していくのです。突然変異が起こらないと生物の進化もないわけですが、本来、有限である人間のからだの中に、無限の命ができたもの、それが「癌」なのです。
 癌は細胞が分裂する際に起こった「コピーミス」が原因で起こる病気です。長く生きていれば、何度も細胞分裂を繰り返しているため、コピーミスが蓄積しています。加えて、免疫細胞(リンパ球)の機能の衰えによって、癌細胞を殺すことができなくなってくるのです。つまり、癌は、細胞の老化に一種といえるのです。
 一例をあげましょう。アフリカなど、平均寿命が30~40歳代の国々では、癌はほとんどみられません。癌は40歳ぐらいからの年齢とともに増加する病気なので、平均寿命が短い国の人達は、癌になる以前に、感染症やほかの原因で亡くなってしまうからです。
 日本人の平均寿命は明治元(1868)年の平均寿命は30歳、大正元(1912)年で40歳、現在は82歳くらいです。すなわち戦争も飢えの心配もなく、社会や医療が進んで、誰もが癌になるまで生きられるようになった、ということなのです。
 どんな生活習慣が「癌」を発症する要因になるのでしょうか。一番は煙草、次がお酒、そして、欧米型の食生活に集約できると思います。
一部抜粋書換え加筆
[参考文献]『がんの正体』中川敬一(放射線科准教授)2010 PHP
※投稿者の一言:私が癌に罹らないのは煙草を吸わない、酒は一口、肉食は少ない、野菜や根菜類等が多い。付き合っている元気な人は似たような生活をされている。
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