癌の原因 第12回

 

=癌の原因 第12回=
 人間の体は60兆個もの細胞からできています。ひとつの細胞の中心には核と呼ばれる部分があり、この中に遺伝子が入っています。最近この遺伝子上に癌を発生させる部分が存在することが分かってきました。
 このガン遺伝子が何らかの原因で目覚め活性化し、さらに様々な要因が加わると癌細胞が発生します。
 癌遺伝子は生命を維持していく上で全く有害であるというだけの存在ではなく、人体にとって有効な何らかのはたらきをしている、と考えられています。通常は機能しないようにおさえられていますが、例えば、このおさえられている部分に放射線が当たると、癌遺伝子が目覚めて動き出します。
 また、癌遺伝子の活動をうながす癌・ウイルスが侵入すると、癌遺伝子が活動を始めます。
 さらに食品、飲料、大気中から発癌物質が体内に入り、ある一定量を超えて癌遺伝子中に侵入すると、発癌の引き金が引かれます。
一部抜粋書換え加筆
『ガンになったらこれだ』磯野二郎(医学博士) 
2002 明出版

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です