癌の原因 第2回

 

=癌の原因 第2回=
○正常な細胞が癌細胞になる3つの要因
1.放射性物質
1.ウイルス
1.化学物質:食品添加物、残留農薬、トリハロメタン(水道水中の有機物と消毒用塩素が反応してできる)、排気ガスや工場排に含まれる有害化学物質、合成洗剤、殺虫剤、住宅建材などから出るVOC(揮発性有機化合物)など。

○怖い自然界に存在しない化学合成物質
「食品添加物」は食品ではない
注意すべきは自然界にまったく存在しない化学合成物質(ほとんどが石油製品などを原料に科学的に合成される)。
・赤色2号(発癌性が認められ、米国では使用禁止)、赤色102号、黄色4号などのタール色素。
・防かび剤OPP(発癌性が認められている)、TBZ、酸化防止剤BHA(催奇形性が認められている)、BHT。
・ゼロカロリー甘味料に使われている合成甘味料スクラロース、アセスルファムKなど数多くある。
これらは自然界に存在しないもので、人間の体は上手く処理できない、だから毒性を発揮することが多い。したがって、合成添加物は出来るだけ摂取しない方がいい。
○添加物の多い食べものを食べた場合胃や腸の粘膜を刺激して痛みやもたれ、重苦しさ等の不快感を覚えることがあり、また人によっては下腹に鈍痛をおぼえたり下痢を起こすこともある。それらの添加物を摂取し続けると、肝臓や腎臓に負担が掛かり機能が低下する心配や、さらに癌になる確率が高まるという問題がある。
○現在使われている添加物の中には動物実験で発癌性が認められたものやその疑いがあるものが多数ある。しかしそれらがスーパーやコンビニなどで売られている様々な食品に使われている。
○本来それらの添加物は使用禁止にすべきである、だが残念ながら使われ続けている。それらを摂取し続ければ癌になる確率は確実に高まると考えられる。
○発癌性が証明されている物質
・陰嚢癌:18世紀後半英国では煙突掃除人に多く陰嚢癌が見られた。それは煙突を掃除した際に、彼らの陰嚢のひだの中に煤がしみこむということでした、煤が原因で癌が発生すると考え、この癌を「煤(すす)癌」と命名した。煤の中には様々な物質が含まれているため、それが直接の原因と考えられた。1775に学界発表され、発癌物質を指摘した最初のものとなった。
・コールタール癌:石炭乾留工業の従業員や石炭タール(コールタール)を使用した道路舗装の従業者に多く見られた。
[参考文献]『がんになる29の添加物を食べずに生きる方法』渡辺雄二(科学ジャーナリスト)2014 宝島社

※<作成者の意見>
賢明な皆さんはそれでも添加物入りの食品をどんどん召し上がりますか。

You may also like...

Leave a Reply

Your email address will not be published.