ミネラルの質と量は「生命の鎖」

 

「ゲノムサイエンスでやがて解明される不思議な仕組み」
 ビタミンやミネラル、アミノ酸などの必須栄養素は、バランスよく摂取されなければならない。1977年パントテン酸を発見して国際的に有名になったアメリカの生化学者ロジャー・ウイリアム博士はこれを「生命の鎖」と呼んで、そのバランスの仕組みを明らかにした。
 博士の研究によれば、私たちが生命活動を健全に維持するためには、必須アミノ酸(蛋白質)、ビタミン、ミネラルの各栄養素が相互に関連した「生命の鎖」がバランスよく形成されなければならないとし、これらの必須栄養素は互いに密接に関係して1本の鎖のようにつながっているので、どれか1つの栄養素が不足しても、鎖はそこで切れてしまうと表現したのである。

 ウイリアム博士は、私たちの体に栄養素は46種類が必要であり、それが私たちの健康を維持する「生命の鎖」として互いに助け合っていると考えたのだが、その後の生化学の発展で、さらに多くの新しい栄養素や微量ミネラルの存在がわかってきた。
 私たちにとって必要なミネラルは必須ミネラルと呼ばれれ、20種類ないし30種類程度あるとかんがえられているが、私は、今後の微量ミネラルの研究によって、さらに多くのミネラルが必要なことがあきらかになると考えている。
ミネラルの摂取量については、一定の基準というものはなく、人それぞれの生活習慣、年齢、性別、身体の特徴など、考慮すべき要素が多いので、いちがいにきめるにはいかない。さらにミネラルは、不足しているからといって、むやみに摂取すればいいというものでもない。
 つまり、1つのミネラルが過剰になると、他のミネラルの吸収を妨げ、新たなミネラル不足を生ずる「拮抗作用」を起こすからである。拮抗作用が起きると、ミネラルのバランスが崩れ、健康を維持する働きをしなくなるので、要注意である。
下記より一部抜粋書換加筆
[参考資料]野島久武医師 健康教室 THE BUSINESS SUPPORT 2006
※投稿者:なんでも程々で均衡が大切である。
(次回に続く 2022.02.01.)

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